<b> 名門ドイツ・グラモフォンの専属録音アーティストであり、2011年のデビューアルバム『ミロシュ・デビュー!~地中海の情熱』、2012年『ラティーノ』に続き、2014年『アランフエス協奏曲/アルハンブラの想い出』(ヤニック・ネゼ=セガン指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団)をリリース。ニューヨーク・タイムズ紙では、「現代の最もエキサイティングで身近なクラシックギタリストである」と評された。
2012/13シーズンは、世界各国でのコンサートが高い評価を受け、中でもロイヤル・アルバート・ホールでの初リサイタルは各紙で絶賛された。伝統的なコンサートホール以外でも、ル・ポアソン・ルージュ(ニューヨーク)やカムデン・ラウンドハウス(ロンドン)のiTunesフェスティバル、また各地で開催されるドイツ・グラモフォンのイエロー・ラウンジ・クラブ・ナイトに出演し、いずれも盛況を博している。
これまでに、シカゴ交響楽団、ロサンゼルス・フィルハーモニック、クリーヴランド管弦楽団、フィラデルフィア管弦楽団等、数多くのオーケストラと共演している。2014/15シーズンは、ロイヤル・アルバート・ホールでのガラ・コンサートのほか、マドリード、ロンドン、パリ、ローマ、ミラノ、マイアミ、アトランタ、東京、北京、上海、香港、ソウル等でリサイタルやオーケストラとの共演がある。
2014年、スタジオジブリ最新作『思い出のマーニー』の音楽に起用され、初めて映画音楽の参加が実現した。また、スイスの高級腕時計レイモンド・ウイルからミロシュがデザインしたスペシャル・エディションの腕時計が発売され、大きな話題を呼ぶなど、多方面で活躍している。
1983年モンテネグロ生まれ、バルカン半島の内戦(ユーゴスラビア紛争)のさなかに育つ。8歳でギターを始め、16歳で英国王立音楽院へ入学し、以後ロンドンに在住。現在では「メイヤー・オブ・ロンドン・ファンド・フォー・ヤング・ミュージシャン」および「アワード・フォー・ヤング・ミュージシャン」というチャリティー基金の会員となり、才能ある若い音楽家を支援する立場に回っている。
使用楽器は、ダダリオのJ46の弦と、グレッグ・スモールマンの2007年製ギター(ポール&ジェニー・ギルハムから貸与)。b>