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26年6月21日

シビックセンター室内楽シリーズVol.3 アンサンブル天下統一・鈴木康浩プロデュース ヴィオラ・アンサンブル

改修工事期間限定企画「室内楽シリーズ」最終回は、ヴィオラ・鈴木康浩がプロデュース!
アンサンブル・アカデミーを経て多方面で活躍するヴィオラ奏者が岡崎に集結し、ヴィオラの魅力を存分に味わえるプ
ログラムをお届けします。

〔室内楽シリーズとは〕
岡崎市シビックセンターのレジデントアンサンブルである「アンサンブル天下統一」メンバー3名それぞれが室内楽コンサートを1公演ずつプロデュースするシリーズ。普段の公演とは異なる演奏者、編成、内容で、室内楽の多様な楽しみをお届けします。共演者にはアンサンブル天下統一が講師を務める「アンサンブル・アカデミー」受講生を起用し、若手演奏家の演奏機会創出にも繋げます。

[Vol.1 アンサンブル天下統一・長原幸太プロデュース 弦楽の共鳴]
[Vol.2 アンサンブル天下統一・中木健二プロデュース チェロ・アンサンブル]

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プロフィール

鈴木康浩
5歳よりヴァイオリンを始め、桐朋女子高等学校音楽科(共学)を経て桐朋学園大学卒業。卒業後ヴィオラに転向。ヴァイオリンを辰巳明子氏、ヴィオラを岡田伸夫氏に師事。第9回クラシックコンクール全国大会ヴィオラ部門第2位(1位なし)。第12回宝塚ベガ音楽コンクール弦楽部門第1位ほか受賞多数。2001年からベルリンのカラヤン・アカデミーで研鑽を積んだ後、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の契約団員となる。04年に帰国。ソロ活動としてドイツではクラズィッシェ・フィルハーモニー・ボンのソリストとして、ドイツ7か所のホールで演奏をする。また、日本では各地でリサイタルを行うほか、ラ・フォル・ジュルネや読売日本交響楽団のソリストとして演奏、好評を博す。サイトウ・キネン・オーケストラ、宮崎国際音楽祭管弦楽団などで活躍しながら、アンサンブル天下統一、TOKI弦楽四重奏団、王子ホールのランチタイムコンサートなど、室内楽にも力をいれて活動をしている。桐朋学園大学、洗足学園音楽大学で講師を務め後進の指導にあたっている。読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者。

栗林衣李
長野県出身。東京藝術大学附属音楽高校、東京藝術大学音楽学部を経て、同大学院音楽研究科修士課程修了。第14回チェコ音楽コンクール第2位。第11回秋吉台音楽コンクール第1位。第21回東京音楽コンクール第3位。第28回コンセール・マロニエ21第1位。東京交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団等と共演2021、2022年度宗次エンジェル基金奨学生。紀尾井ホール室内管弦楽団2022年度シーズン・メンバー。これまでにヴィオラを市坪俊彦、佐々木亮、百武由紀の各氏に師事。現在NHK交響楽団契約団員。
*アンサンブル天下統一 アンサンブル・アカデミー2021、2023、2024受講

和田志織
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、及び 東京藝術大学音楽学部器楽科ヴァイオリン専攻卒業。同大学大学院音楽研究科修士課程ヴィオラ専攻を修了。ヴァイオリンを野口千代光氏に、ヴィオラを市坪俊彦、佐々木亮の両氏に師事。
第6回東京国際ヴィオラコンクールにて、サントリー芸術財団賞及びヒンデミット賞を受賞。ウラジオストク国際音楽コンクール第1位。横浜国際音楽コンクール第3位。日本演奏家コンクール第2位。日露親善音楽交流ウラジオストク公演にて、佐藤眞作曲ヴァイオリン協奏曲をアナトリー・スミルノフ指揮のウラジオストク交響楽団と共演。ウェールズ弦楽四重奏団によるウェールズアカデミー第2期生。N響アカデミー卒業。
*アンサンブル天下統一 アンサンブル・アカデミー2024、2025受講。

中島美由
桐朋学園大学音楽学部卒業。桐朋オーケストラ・アカデミー研修課程修了。第15回セシリア国際音楽コンクール大学生の部第1位、及びイタリア音楽祭賞を受賞。ニューヨーク・カーネギーホール ワイルリサイタルホールでの受賞者演奏会に出演。第25回日本演奏家コンクール弦楽器部門第2位。ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクールin Tokyo2024第2位。これまでに、丹波篠山国際ヴィオラマスタークラス、小澤国際室内楽アカデミー奥志賀、小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトXVIII、セイジ・オザワ松本フェスティバル、MMCJ2024、フィリアホール室内楽アカデミアなどに参加。ウェールズ・アカデミー第4期生。ヴィオラを鈴木康浩、鈴木学の各氏に師事。神奈川フィルハーモニー管弦楽団ヴィオラ奏者。
*アンサンブル天下統一 アンサンブル・アカデミー2022受講。

山本絵里奈
広島県尾道市出身。3歳よりヴァイオリンをはじめる。大学4年時、ヴィオラに転向。第43回広島市新人演奏会出演。小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトXIX「ラ・ボエーム」、、小澤国際室内楽アカデミー奥志賀、セイジ・オザワ松本フェスティバル参加。ヴィオラスペース公開マスタークラス2023、2024受講。新進演奏家育成プロジェクトオーケストラ・シリーズ第70回にて広島交響楽団と共演。オーケストラの客演などで演奏を行っている。ARKフィルなど出演。2018年度ヒロシマ平和創造基金奨学生。これまでにヴァイオリンを村上直子、漆原啓子の各氏に、ヴィオラを鈴木康浩氏に師事。2022年、桐朋学園大学音楽学部卒業。25年、桐朋オーケストラ・アカデミー研修課程修了。
*アンサンブル天下統一 アンサンブル・アカデミー2021、2022、2024受講。

アンサンブル天下統一

徳川家康公生誕の地・愛知県岡崎市の「岡崎市シビックセンター コンサートホール コロネット」を拠点に活躍する、岡崎初のレジデント・アンサンブル。岡崎市出身で東京藝術大学音楽学部准教授の中木健二(チェロ)と、NHK交響楽団第1コンサートマスターの長原幸太(ヴァイオリン)、読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者の鈴木康浩(ヴィオラ)をメンバーに2013年結成。“岡崎発信で音楽の素晴らしさを天下に伝える”をモットーに掲げ、弦楽三重奏を核にゲスト奏者を迎えることで自在に編成を変えながら、室内楽の多彩で刺激に満ちた魅力を届けている。岡崎市シビックセンターでの年1回の定期公演のみならず、室内楽に特化したアカデミー実施など後進の育成にも精力的に取り組んでいる。さらに2022年度からは「岡崎発の新たな文化の創造」を目指して、毎年末にJ.S.バッハ「ゴルトベルク変奏曲」を演奏する企画を始動させた。これまでの活動が評価され、2023年度岡崎市教育功績者として表彰を受ける。

【中木健二(チェロ)】
愛知県岡崎市生まれ。3歳でチェロをはじめる。名古屋市立菊里高等学校、東京藝術大学を経て2003年渡仏。パリ国立高等音楽院、ベルン芸術大学の両校を首席で卒業。05年ルトスワフスキ国際チェロ・コンクール第1位受賞、08年第1回Note et Bien国際フランス音楽コンクールでグランプリならびにドビュッシー特別賞、ブーレーズ特別賞を受賞するなど、受賞多数。10年より14年までフランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団の首席奏者を務めると共に、リサイタル、オーケストラとの共演、音楽祭出演など幅広い演奏活動を行う。帰国後はソリストとして活躍するほか、室内楽にも情熱を注いでおり、アッカルド、ジュランナ、メネセス、チュマチェンコ、イヴァルディ、ル・サージュ等と共演。紀尾井ホール室内管弦楽団メンバー。東京藝術大学音楽学部准教授。第11回名古屋音楽ペンクラブ賞受賞。使用楽器はNPO法人イエロー・エンジェルより貸与されている1700年製ヨーゼフ・グァルネリ。Thomastik Infeld社契約アーティスト。

【長原幸太(ヴァイオリン)】
東京藝術大学附属音楽高等学校を卒業後、同大学を経てジュリアード音楽院に留学。1994年、第6回ヴィエニアフスキー国際ヴァイオリンコンクール17歳以下の部第3位。98年、第67回日本音楽コンクール最年少優勝。レウカディア賞、鷲見賞、黒柳賞を受賞。サイトウ・キネン・オーケストラに最年少参加。12歳で東京交響楽団と共演したのを皮切りに、日本各地の主要オーケストラ、名指揮者と共演。海外での活動も活発に行っており、2003年、英国の湖水地方で開催されている「夏の音楽祭」に招かれ、リサイタルや室内楽の演奏会で絶賛を博した。東京・春・音楽祭ではリッカルド・ムーティ指揮の特別オーケストラでコンサートマスターも務めムーティから信頼を得る。11年「第21回新日鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞」受賞。04年9月から06年3月まで大阪フィルハーモニー交響楽団首席客演コンサートマスター、06年4月から12年3月まで大阪フィルハーモニー交響楽団首席コンサートマスター、14年10月から24年9月まで読売日本交響楽団コンサートマスターを務める。25年4月、NHK交響楽団第1コンサートマスターに就任。

【鈴木康浩(ヴィオラ)】
5歳よりヴァイオリンを始め、桐朋女子高等学校音楽科(共学)を経て桐朋学園大学卒業。卒業後ヴィオラに転向。ヴァイオリンを辰巳明子氏、ヴィオラを岡田伸夫氏に師事。第9回クラシックコンクール全国大会ヴィオラ部門第2位(1位なし)。第12回宝塚ベガ音楽コンクール弦楽部門第1位ほか受賞多数。2001年からベルリンのカラヤン・アカデミーで研鑽を積んだ後、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の契約団員となる。04年に帰国。ソロ活動としてドイツではクラズィッシェ・フィルハーモニー・ボンのソリストとして、ドイツ7か所のホールで演奏をする。また、日本では各地でリサイタルを行うほか、ラ・フォル・ジュルネや読売日本交響楽団のソリストとして演奏、好評を博す。サイトウ・キネン・オーケストラ、宮崎国際音楽祭管弦楽団などで活躍しながら、アンサンブル天下統一、TOKI弦楽四重奏団、王子ホールのランチタイムコンサートなど、室内楽にも力をいれて活動をしている。桐朋学園大学、洗足学園音楽大学で講師を務め後進の指導にあたっている。読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者。

▼2020年8月3日開催 【ライブ配信】Stay Home Concert アンサンブル天下統一~岡崎から音楽を届けたい~

 

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概要
日時 2026年6月21日 開演 15:00 / 開場 14:30
会場 岡崎市せきれいホール
出演 鈴木康浩、栗林衣李、和田志織、中島美由、山本絵里奈(ヴィオラ)
プログラム J.S.バッハ(野平一郎編曲):シャコンヌ~4つのヴィオラのための~
モーツァルト:歌劇『魔笛』より
ドヴォルザーク:交響曲 第9番「新世界」第2楽章
ベートーヴェン:2本のオーボエとイングリッシュホルンのための三重奏曲 ハ長調 Op.87
モーツァルト:ファゴットとチェロのためのソナタ 変ロ長調 K.292 ほか
料金 【全席指定】
一般・ベーシック会員・・・一般3,500円、学生(25歳以下)2,000円
クラシック会員・・・一般3,150円、学生(25歳以下)1,800円
※未就学児の入場はご遠慮ください。
発売日 クラシック会員       2026年1月10日(土)9:00~
ベーシック会員       2026年1月17日(土)9:00~
一般/せきれいホール      2026年1月17日(土)12:00~
チケット取扱 ●岡崎市シビックセンター 窓口
インターネットチケット予約
電話予約 0564-72-5111(9時~20時まで)
※一般の方の電話予約は、1月18日(日)から(9時~20時まで)
●せきれいホール 窓口(8:30~17:00/休館日除く)
その他 ※開場時間より前にロビーにはお入りいただけません。
※公演内容・曲目については、一部変更になる場合がございます。
※ご来場の際は、公共交通機関をご利用ください。
お問い合わせ 岡崎市シビックセンター
0564-72-5111

 

鈴木康浩さんよりメッセージが届きました!

室内楽シリーズ第3弾は、次世代を担う若手ヴィオラ奏者たちと共に、特別な演奏会をお届けします。普段、なかなか耳にする機会のない「ヴィオラ・アンサンブル」という編成で、ヴィオラの持つ計り知れない魅力を心ゆく
までご堪能いただきます。

ヴィオラは、ヴァイオリンとチェロの中間に位置し、その暖かみのある、包み込むような音色が聴く人の心を癒やします。今回はその温もりある響きを最大限に活かし、ソロともオーケストラとも異なる室内楽ならではの親密で深い音楽を奏でます。
共演するのは、将来を嘱望される若手音楽家のホープである4人のアカデミー生たち。彼らとの共演により、二重奏から五重奏まで幅広い編成を盛り込みました。ヴィオラという楽器が持つ多様な表現力や、アンサンブルの妙を立体的に感じていただけることでしょう。
プログラムは、クラシック音楽の巨人たちの名曲を選りすぐりました。誰もが知るモーツァルトの歌劇『魔笛』から抜粋した情感豊かな四重奏や、バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータから、深い精神性を持つ「シャコンヌ」の四重奏版。さらにはベートーヴェンの緻密な三重奏など、馴染みの深い作曲家たちの名曲を、すべてヴィオラ・アンサンブルという珍しい形で蘇らせます。

ヴィオラという楽器に愛と情熱を注ぐ私、鈴木康浩と、瑞々しい感性を持つ若き才能が織りなす極上のアンサンブルは、きっと皆様の心に忘れがたい感動を刻むものと確信しています。暖かな響きに包まれる、楽しいひとときをどうぞお見逃しなく。
ご来場を心よりお待ちしております。

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