10月はコロネット ベスト・クラシック「牛田智大室内楽プロジェクト『六重奏で聴くショパン・ピアノ協奏曲』」公演を開催しました。
今、注目のピアニスト牛田智大さんによる室内楽プロジェクト。信頼を寄せるカルテット・アマービレの4名、加藤雄太さんとともにショパンのピアノ協奏曲をお届けしました。
コンサートにご来場されたお客様からは、
・牛田智大さんの大ファンで遠方から聴きに来ました。室内楽に程よく、よく響くホールで堪能することができました。自由なようでバランスも絶妙なハーモニー、ブラボーでした!
・アンサンブルのチームワークの良さが感じられました。牛田さんのピアノは絶品で、あの美しい音色に魅了されました。
・六重奏なのに、まるでオーケストラで聴いているような気がしました。とてもスケールの大きな演奏に感じました。
・牛田さんの演奏をピアノ協奏曲の六重奏版という珍しい編成でお聴きすることができて、このホールがすばらしいサロンになったような優雅で生き生きとした空間になり、有意義な時間を過ごすことができました。牛田さんのソロ演奏はもちろんすばらしく、それを支える弦楽アンサンブルの皆様の音が客席に伸びてきて、私たちを音楽全体が包み込んでくれるようでした。
・演奏者の方々の技術レベルの高さと、演奏する熱量がすばらしかったです。また、同じメンバーでの演奏を聴きたいです。
・普段オーケストラで聴いている曲を室内楽で聴いて新鮮でした。後ろの方の席でしたが牛田さんの演奏姿がしっかり見えてうれしかったです。
という声が寄せられました。
11月はコロネット ベスト・クラシック「上野耕平&阪田知樹 デュオ・リサイタル」公演を開催しました。
最も注目を浴びる2人のアーティスト、サクソフォン奏者の上野耕平さんとピアニストの阪田知樹さんがコロネットに登場!圧倒的なテクニックと豊かな音楽性を持つ2人の貴重なコラボレーションをお楽しみいただきました。
コンサートにご来場されたお客様からは、
・サクソフォンの伸びやかな音がとても良かったです。ピアノの響きもとても良くて、エネルギッシュな音色も美しい音色もあり素敵でした。
・やっとこのホールで阪田さんのピアノを聴くことができ嬉しいです。おふたりのおっしゃる通り、ピアノとサクソフォンの響きが美しく程よく広がって、こちらのホールの良さを改めて感じることができました。
・ピアノ、サクソフォンともに音色が心地よく、どの作品も素敵でした。出演者のお話も親しみやすいお人柄が伝わってきてよかったです。
・2人のヴィルトゥオーゾの演奏、圧巻でした。
という声が寄せられました。
12月はクローズアップおかざき「アンサンブル天下統一 ゴルトベルク変奏曲」を開催しました。
年末の風物詩となることを目指して2022年に始動した本公演も今年で3回目を迎えました。“厳かな気持ちで1年を振り返るひとときを過ごしてほしい”と想いを込めて、今年もモーツァルトが晩年に作曲した讃美歌「アヴェ・ヴェルム・コルプス」とJ.Sバッハの傑作「ゴルトベルク変奏曲」をお届けしました。
アヴェ・ヴェルム・コルプスで共演するのは、市内の女声合唱団VOCI BRILLANTI(ヴォーチブリランティ)さんです。過去2回とも清らかな歌声を聴かせてくれましたが、今回はより原曲に近いハーモニーをお届けするべく女声4部合唱に挑戦され、見事な歌声を響かせてくれました。
休憩を挟み、アンサンブル天下統一によるゴルトベルク変奏曲は、結成から11年間、ここコンサートホールコロネットと共に歩み「音」を追求し続けてきた彼らだからこその説得力のある響きがホールを満たし、聴衆は昨年よりさらに磨きをかけた演奏に聴き入っていました。30の変奏を終えアリアに戻ると客席に安堵の空気が漂うとともに割れんばかりの拍手に包まれ、無事に終演いたしました。
コンサートにご来場されたお客様からは、
・ゴルトベルク変奏曲の弦楽三重奏版は聴ける機会が少ないので、生演奏を聴けたこと、しかも大好きな3人の音色で楽しめました。大満足です。
・毎年の恒例行事になり今年も鑑賞しにまいりました。一人ひとりの音色がとてもきれいで、3人合わさった音はとても美しかったです。次も楽しみにしています。
・10年のキャリアが発揮されて、素晴らしいアンサンブルを楽しむことができました。
・1年の終わりにこのゴルトベルク変奏曲は心が浄化されるようでした。これからも3人のアンサンブルを楽しみにしています。
・岡崎で、こんなに素晴らしい音楽を聴けるのは最高の幸せです。
・今年もまたモーツァルトの傑作、美しい曲を素晴らしい合唱で味わうことができました。ゴルトベルク変奏曲では、とても美しい音色&息のあったアンサンブルにじっくり聴き入りました。ブラボー!
という声が寄せられました。
満員のお客様に見届けられ、コンサートホールコロネットは改修工事に入ります。
しばらくの間、ここでお客様と音楽を分かち合えないと思うと我々スタッフも寂しい思いですが、リニューアル後にまたお会いできることを楽しみにしています。
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