主催・共催イベント
26年11月21日
注目の若き実力派たちがコロネットに登場!
俊英たちが描くR.シュトラウスの世界をどうぞお楽しみください。
(c)Kano Hayasaka
戸澤采紀(ヴァイオリン)
Saki Tozawa,Violin
第85回日本音楽コンクール最年少優勝、ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリンコンクール最高位、インディアナポリス国際ヴァイオリンコンクールセミファイナリスト、青山音楽新人賞、出光音楽賞受賞。これまで国内外の主要オーケストラと多数共演。デビューCD『IN CONCERT』はレコード芸術特選盤受賞。現在ベルリン芸術大学修士課程在学、ベルリン・フィルハーモニー・カラヤン・アカデミー在籍。使用楽器は、文京楽器協力のもとBeare’s International Violin Society貸与のMatteo Goffriller。
近衞剛大(ヴィオラ)
Takehiro Konoe,Viola
1997年アムステルダム生まれ。4歳よりヴァイオリンを始め、ヴィオラに転向。アムステルダム音楽院で今井信子、フランシン・スカットボーンに師事。2023年ミュンヘン国際音楽コンクール第3位入賞。これまでに数々の国際コンクールで優勝・受賞を重ね、国内外の主要オーケストラと共演。24年よりベルリン・フィルハーモニー・カラヤン・アカデミーに在籍し、26年4月よりベルリン・フィルハーモニー管弦楽団団員。使用楽器はロジャー・ハーグレイヴ製作のヴィオラ。
佐藤晴真(チェロ)
Haruma Sato,Cello
2019年、ミュンヘン国際音楽コンクールチェロ部門において日本人として初めて優勝し、国際的に注目を集めた。18年、第11回ルトスワフスキ国際チェロコンクール第1位および特別賞受賞など多数の受賞歴を誇る。バイエルン放送交響楽団はじめ国内外の著名なオーケストラと共演しており、リサイタル、室内楽でも好評を博す。これまでドイツ・グラモフォンより3枚のCDをリリース。使用楽器は宗次コレクションより貸与されたE.ロッカ1903年製。
牛田智大(ピアノ)
Tomoharu Ushida,Piano
2011年「題名のない音楽会」に出演すると瞬く間に注目を浴び、翌12年に日本人のクラシックピアニストとして最年少でCDデビュー。以降、本格的に演奏活動を始め、全国各地でソロリサイタルを行うほか、オーケストラとの共演も多く、海外楽団の日本ツアーでもソリストを務める。18年浜松国際ピアノコンクール第2位。19年出光音楽賞受賞。25年日本ショパン協会賞。24年から室内楽プロジェクトを展開しており、意欲的な活動に更なる注目が集まっている。
若き日の肖像 ~リヒャルト・シュトラウス ピアノ室内楽作品集~
牛田智大 室内楽プロジェクト Vol.4/2026年11月21日(土)岡崎市シビックセンターほか全国8公演
ピアニスト牛田智大が2024年から続ける室内楽プロジェクト。第4弾はオール・リヒャルト・シュトラウス・プログラムで、10代から20代前半に書かれた最初期の3作に、ヴィオラのための新しい編曲が加わっている。出演は戸澤采紀(ヴァイオリン)、近衞剛大(ヴィオラ)、佐藤晴真(チェロ)、そして牛田智大(ピアノ)。全員が20代の4人が、若き日のシュトラウスに挑む。
発端はベルリンの戸澤宅からのビデオ通話だった。
牛田智大「みんなで人生ゲームをしながら飲んでいましたね(笑)。ふとした流れから、戸澤さんがシュトラウスのヴァイオリン・ソナタがどれほど好きかを語り始めて。それを聞いて、彼女に引っ張ってもらったら面白そうだ、とおもったのです」
翌日には戸澤へ、その翌日には佐藤へ連絡していた。戸澤は「素晴らしいピアニストと弾けるならぜひ、とおもっていただけなんですが、まさかこんなプログラムになるとは」と笑う。
シュトラウスは、ピアニストにとって必ずしも馴染みのある作曲家ではない、と牛田は言う。
牛田「シュトラウスの音楽的なアイディアは、ソリストではなく一種の『集合体』で演奏されることを前提としているように感じます。技術的には音数も多く複雑ですが、根底にはすごく単純で普遍的なものが流れている。書法が複雑になっても、根底のフィーリングは変わらないのではないかと」
今回並ぶ初期作品群に、その想いが透けて見える。
戸澤采紀「オーケストラの曲は役割がはっきりしていて、全体で合わさると計算された美しさになる。でもこの小さい編成では、フレーズがどうつながっていくのか、ものすごく繊細にできているんです」
ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18 は「まるで恋人を口説いているみたい」と戸澤。チェロ・ソナタ ヘ長調 Op.6 は、牛田の希望で初稿を用いる。
佐藤晴真「楽譜を送っていただいたら、全然違うじゃん、と(笑)。改訂稿は、初稿の難しい書法を常識的に整えていますよね。この曲はいわゆる『チェロ的』な曲ではなくて、第3楽章は僕のイメージではオーボエ。チェロという楽器を借りて、いろんな音色を表現する曲だとおもいます」
第2楽章の異様な成熟にも話が及んだ。よくこれが書けるな、おまえいくつだよ、と一同が笑う。
シュトラウスにヴィオラの独奏作品はない。そこで近衞と牛田は歌曲を共同で編曲する。旋律を移し替えるだけでなく、ピアノ・パートのものをヴィオラに渡したり、旋律を交換したり。
近衞剛大「僕もまだどんな曲に仕上がるのか分かりません(笑)」
佐藤「おなじ時期の曲だけを聴くのは、演奏する側もすごく勉強になります。シュトラウスの初期作品だけでこれだけのコンサートが作れるというのも、なかなかないことですよね」
牛田は「僕たちはいま、シュトラウスがヴァイオリン・ソナタを書いた年齢とおなじくらい」と言い添えた。
戸澤「シュトラウスの若き日の衝動を、フレッシュな状態で聴いていただけるとおもいます!」
取材・文:広瀬 大介
インタビュー全文はこちら ⇒ www.japanarts.co.jp/news/p9975
| 日時 | 2026年11月21日(土) 開演 15:00 (開場 14:30) |
|---|---|
| 会場 | コンサートホール コロネット |
| 出演 | 戸澤采紀(ヴァイオリン)、近衞剛大(ヴィオラ)、佐藤晴真(チェロ)、牛田智大(ピアノ) |
| プログラム | 〈オール・リヒャルト・シュトラウス プログラム〉 チェロ・ソナタ ヘ長調 Op.6[チェロ&ピアノ] ヴィオラとピアノのための歌曲(近衞&牛田)[ヴィオラ&ピアノ] ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18[ヴァイオリン&ピアノ] ピアノ四重奏曲 ハ短調 Op.13 |
| 料金 | 【全席指定】 一般・ベーシック会員・・・一般6,000円、学生(25歳以下)2,000円 クラシック会員・・・一般5,400円、学生(25歳以下)1,800円 ※未就学児の入場はご遠慮ください。 |
| 発売日 | クラシック会員 2026年7月4日(土)9:00~ ベーシック会員 2026年7月11日(土)9:00~ 一般 2026年7月11日(土)12:00~ |
| チケット取扱 | 岡崎市シビックセンター 窓口 インターネットチケット予約 電話予約 0564-72-5111(9時~20時まで) ※一般の方の電話予約は、7月12日(日)から(9時~20時まで) |
| その他 | ※公演内容・曲目については、一部変更になる場合がございます。 ※ご来場の際は、公共交通機関をご利用ください。 |
| お問い合わせ | 岡崎市シビックセンター 0564-72-5111 |
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