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ヤノシュ・オレイニチャク

現代ポーランドを代表するピアニストであり、現代最高のショパン弾きでもある。弱冠18歳(当時最年少)で第8回ショパン・コンクールに入賞、一躍脚光を浴びる。その後、さらなる研鑽を積むためにパリに留学。アルトゥール・ルービンシュタインにも師事した。その活躍は、ヨーロッパを拠点に、アメリカ合衆国、カナダ、南米、オーストラリア、アジア、インドなど世界各国に及ぶ。彼の多彩な才能は、映画の分野でも発揮されている。ショパンの晩年を描いたフランス映画『ラ・ノート・ブルー』(ズワフスキー監督)では、ショパン役に抜擢され、ソフィー・マルソーなど一流俳優たちと共演。2002年度のアカデミー賞受賞作『戦場のピアニスト』(ロマン・ポランスキー監督)では、すべてのピアノ演奏と、手のみの迫真の演技が絶大な評価を浴びた。テレビへの出演も多く、ショパン没後140年の1989年に制作された、NHKスペシャル『私のショパン』(ポーランド・日本共同制作)では、ショパン役として出演している。
レコーディングも、これまでに40タイトル以上をリリースしている。シンフォニア・ヴァルソヴィアとの『ショパンピアノ協奏曲集』が「フレデリック95ポーランド大賞」を受賞するなど受賞歴も多い。ポーランド・ナショナルエディションの『ショパン全集』、ポーランド国立ショパン協会監修の『ザ・リアル・ショパン』プロジェクトで中心的な役割を果たすなど、ショパンの遺産を継承する真摯な活動に対し、ポーランド政府から表彰も受けている。エラール、プレイエルなど19世紀フォルテピアノの名手としても知られ、フランス・ブリュッヘン指揮、18世紀オーケストラと共演した「ショパン生誕200年記念スペシャルバースデーコンサート」のライブ映像は、全世界でDVDも発売された。近年のショパン国際ピアノ・コンクール審査委員の常連メンバーであり、2018年秋にポーランド独立100周年を記念してワルシャワで開催される、ピリオド楽器による第1回ショパン国際ピアノ・コンクールの審査委員にも選出されている。ショパンの遺産を次世代に継承するため、2015年秋以降、ワルシャワ国立ショパン音楽院の教授もつとめている。
日本には、1988年ワルシャワ放送管弦楽団のソリストとしての初来日以降、数度に渡って日本ツアーを行い、東京、横浜、名古屋、福岡など主要都市での公演は、いずれも絶賛を浴びた。2009年には、横浜みなとみらいホールで全4回にわたるショパン・プロジェクトを行い、連日観衆を魅了した。2017年1月、7年振りとなる日本ツアー(東京、金沢、兵庫、群馬、静岡)を行い、「サロンのショパン」というコンセプトによる、固定された演奏プログラムではなく、あえて観客との自由な空気感のなかで即興的にプログラムを選ぶというサロン・スタイルの公演は、観衆の圧倒的な共感と感動を呼んだ。

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