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ワルター・アウアー(フルート)

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ソロ・フルート奏者。
ケルンテン州立音楽院、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学、ベルリン・フィルハーモニー・オーケストラアカデミーで学ぶ。バーゼルにてA.ニコレの薫陶も受ける。ドレスデン・フィルハーモニー管、ハノーファー北ドイツ放送フィルの首席奏者を経て、2003年ウィーン・フィル/ウィーン国立歌劇場管の首席奏者に就任。ミュンヘン国際コンクールをはじめとする多数の国際コンクールで入賞。レパートリー開拓にも力を注ぎ、ショパンのピアノ三重奏曲の編曲版や、ブリチャルディ作品の世界初録音など注目を集めている。作曲家L.アルカライがアウアーに捧げた作品「フルートソロのためのen passant」を2011年カーディフにて、またウィーン楽友協会にて「木管五重奏のためのEscapade」を初演する。ソリストとして、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団をはじめ、ブダペスト・ドホナーニ管弦楽団、ニュルンベルク交響楽団などと協演し、世界各地での活躍を続けている。

シュトゥットガルト室内管弦楽団

1945年カール・ミュンヒンガーが15名の優秀な弦楽器奏者を集めて結成。彼の指導の下で、短期間で世界的にトップレベルのアンサンブルへと成長。ヴィヴァルディ『四季』やバッハ『管弦楽組曲第2番、第3番』をイ・ムジチ合奏団に先駆けて世界初録音するなど、それまであまり知られていなかったバロック音楽に光を当て、高い評価を受けた。室内楽編成でバロック音楽を演奏するスタイルを確立させ、次々とバロック名曲を演奏して人気を博した。ピノック、ブリュッヘン、リリング、ジークハルト、デニス・ラッセル=デービスなどの一流指揮者を経て、2006年よりミハエル・ホフシュテッターを新しい首席指揮者に迎え、伝統の力に新しい魅力を加えている。2008年「European Chamber Music Price」受賞。

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