東京藝術大学卒業、同大学院博士課程修了。学術(音楽)博士号を取得。『ドン・ジョヴァンニ』タイトルロールで衝撃的な二期会デビューを飾り、近年では新国立劇場『鹿鳴館』清原永之輔、『夜叉ヶ池』学円、『こうもり』ファルケ、『チャールダーシュの女王』フェリ、日生劇場開場50 周年記念『メデア』イヤソン、『リア』(日本初演)オルバニー公爵、神奈川県民ホール40周年記念『金閣寺』溝口、あいちトリエンナーレやiichikoグランシアタ・神奈川県民ホール『魔笛』パパゲーノ等、常に大舞台で活躍。古典作品から現代作品、邦人作品までそのレパートリーは幅広く、コンサートでも読売日響、東京交響楽団、日本フィル、仙台フィル等と共演を重ねている。演奏のみならず作詞、訳詞、執筆、企画、演出など多彩な才能を発揮し、創造性溢れるステージで常に聴衆を魅了している。CD「おやすみ」、「あしたのうた」、「碧のイタリア歌曲」、「うたうたう 信長貴富歌曲集」をリリースの他、DVD「宮本益光リサイタル〜日本語訳詞で聴くオペラ名場面集」、著作に「宮本益光とオペラへ行こう」、詩集「もしも歌がなかったら」、「樹形図」等がある。聖徳大学音楽学部准教授。二期会会員
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東京音楽大学卒業、同大学院首席修了。ニューヨークに留学し、バード音楽院特待奨学生として修士課程(声楽)修了。オペラでは、小澤征爾音楽塾『カルメン』フラスキータでは、急遽メインキャストとして出演し好評を博した。その後も東京二期会『フィガロの結婚』(宮本亜門演出)で二期会デビューを果たし、新国立劇場『パルジファル』花の乙女、日生劇場『フィデリオ』マルチェリーネ、『ヘンゼルとグレーテル』グレーテル、佐渡裕プロデュースオペラ『フィガロの結婚』バルバリーナ等で出演。またアメリカにて『A Bird in Your Ear』王女(世界初演)に出演するなど、国内外で活躍。
コンサートに於いても「Oceanic Verses」(世界初演)ソリストとしてカーネギーホールデビューを果たし、国内のオーケストラとも共演を重ね、フォーレ「レクイエム」、シューベルト「ミサ変イ長調」、ユベール・スダーン指揮/東響モーツァルト「レクイエム」、N響「名曲アルバムコンサート」に出演、ダン・エッティンガー指揮/東フィル「午後のコンサート」では、同時通訳を兼ねながらも見事な歌唱を披露し絶賛を博すなど、常に高い評価を得ており、確かな実力を持つ旬の逸材として注目を集めている。二期会会員。
桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部演奏学科を経て、同大学研究科を修了。これまでにピアノを、浅間佳世子、野平龍一、椙守光恵、金澤希伊子、船津聡子、J.ルヴィエ、Y.インジックの各氏に、ピアノ及び歌曲伴奏法を星野明子氏に、室内楽を藤井一興氏に師事。
2009年 第14回日本モーツァルト音楽コンクール奨励賞。2010年 第8回チェコ音楽コンクール第2位。ピアノソロ、声楽や器楽との共演で各地の演奏会に出演する他、オーケストラの鍵盤奏者として等、演奏活動を続けている。
桐朋学園大学声楽部会の嘱託演奏員を務めた後、現在は二期会オペラ研修所、日本声楽家協会ピアニスト。