3歳でヴァイオリンを始め、両親より手ほどきを受ける。15歳で毎日学生音楽コンクール全国第1位。北九州市民文化賞を史上最年少で受賞。高校卒業と同時に渡欧し、ウィーン市立音楽院に入学。翌年コンツェルト・ハウスでデビュー。1988年、ウィーン市立音楽院を修了後、帰国。群響、読売日響のコンサートマスターを経て、97年NHK交響楽団のコンサートマスターに就任。 以来、“N響の顔”として、ソリスト、室内楽奏者、指導者として国内外で活躍中。特に自身のプロデュースによる王子ホールでの「MAROワールド」は、数十分で売り切れるほどの人気シリーズである。現在、東京ジュニアオーケストラ・ソサイエティ、iichikoグランシアタ・ジュニア・オーケストラの芸術監督を務める他、CD13枚、ヴァイオリン小品集「MARO’s Palette」(監修)、エッセイ「ルフトパウゼウィーンの風に吹かれて」が出版されている。2001年福岡県文化賞受賞、北九州文化大使、桐朋学園非常勤講師、昭和音大客員教授。WHO国際医学アカデミー・ライフハーモニーサイエンス評議会議員。
http://maro.shinozaki-vn.com
東京藝術大学を首席で卒業し、ハノーファー音楽演劇メディア大学およびウィーン国立音楽大学で研鑽を積む。2004年日本ショパン協会賞受賞(史上最年少)。07年シューベルト国際コンクール、11年カントゥ国際コンクールで第1位。12年の第8回浜松国際ピアノコンクールでは第3位並びに室内楽賞を受賞した。これまで、日本フィル、シドニー響、ベルギー国立管等に出演するほか、カール・ライスター、堀米ゆず子、大谷康子、篠崎史紀、佐藤俊介、米元響子などと共演を重ねている。最近では、ジョナサン・ノット指揮/東京交響楽団(音楽監督就任披露演奏会)公演、ユベール・スダーン指揮/広島交響楽団定期演奏会、現田茂夫指揮/NHK交響楽団地方公演に出演。録音では、「ラ・カンパネラ~珠玉のピアノ小品集」「ショパン:ピアノ・ソナタ全3曲」(ナミ・レコード)など多くのCDをリリースし、いずれも高い評価を得ている。2014年より、シューベルトのピアノ関連器楽曲全曲演奏プロジェクト「佐藤卓史シューベルトツィクルス」を展開中。内外のアーティストから厚い信頼を寄せられ、今後の活躍が期待されるピアニストである。
http://www.takashi-sato.jp