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25年5月25日

シビックセンター室内楽シリーズVol.1 アンサンブル天下統一・長原幸太プロデュース≪弦楽の共鳴≫

アンサンブル天下統一のヴァイオリニスト・長原幸太プロデュース公演。
多方面で活躍する若手演奏家とともにデュオ・トリオ・カルテットの名作をお届けします。

〔室内楽シリーズとは〕
岡崎市シビックセンターのレジデントアンサンブルである「アンサンブル天下統一」メンバー3名それぞれが室内楽コンサートを1公演ずつプロデュースするシリーズ。普段の公演とは異なる演奏者、編成、内容で、室内楽の多様な楽しみをお届けします。共演者にはアンサンブル天下統一が講師を務める「アンサンブル・アカデミー」受講生を起用し、若手演奏家の演奏機会創出にも繋げます。

*Vol.2 アンサンブル天下統一・中木健二プロデュース公演

※Vol.3 鈴木康浩プロデュース公演は2026年度開催予定

▼アンサンブル天下統一 コンサート情報
アンサンブル天下統一2025(定期公演)

プロフィール

長原幸太(ヴァイオリン)
東京藝術大学附属音楽高等学校を卒業後、同大学を経てジュリアード音楽院に留学。1994年、第6回ヴィエニアフスキー国際ヴァイオリンコンクール17歳以下の部第3位。98年、第67回日本音楽コンクール最年少優勝。レウカディア賞、鷲見賞、黒柳賞を受賞。サイトウ・キネン・オーケストラに最年少参加。12歳で東京交響楽団と共演したのを皮切りに、日本各地の主要オーケストラ、名指揮者と共演。海外での活動も活発に行っており、2003年、英国の湖水地方で開催されている「夏の音楽祭」に招かれ、リサイタルや室内楽の演奏会で絶賛を博した。東京・春・音楽祭ではリッカルド・ムーティ指揮の特別オーケストラでコンサートマスターも務めムーティから信頼を得る。11年「第21回新日鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞 」受賞。2004年9月から06年3月まで大阪フィルハーモニー交響楽団首席客演コンサートマスター、06年4月から12年3月まで大阪フィルハーモニー交響楽団首席コンサートマスター、14年10月から24年9月まで読売日本交響楽団コンサートマスターを務める。25年4月、NHK交響楽団第1コンサートマスターに就任。

辻純佳(ヴァイオリン)
岡崎市出身。名古屋市立菊里高等学校音楽科を経て東京藝術大学を卒業。同大学大学院音楽研究科修了。石川尚子、故石田なをみ、漆原朝子、松原勝也、玉井菜採、白井圭の各氏に師事。室内楽を中木健二、山﨑貴子、江口玲、渡辺健二の各氏に師事。 Festival Academy Budapest 、東京春音楽祭イタリアオペラアカデミー、セイジオザワ松本フェスティバル小澤征爾音楽塾、Schleswig-Holstein Musik Festival等に参加。 2019-2021年ヤマハ音楽振興会奨学生。2022年度公益財団法人山田貞夫音楽財団奨学生。2020-2022年幸田町文化振興協会アウトリーチ環境整備事業登録アーティスト。紀尾井ホール室内管弦楽団2025年度シーズンメンバー。 アンサンブル天下統一アンサンブル・アカデミー2021、2022受講。

長田健志(ヴィオラ)
4歳よりヴァイオリンを始め高校1年生より佐渡裕とスーパーキッズオーケストラに参加しヴィオラに転向する。第18回 姫路パルナソス音楽コンクール、第17回日本演奏家コンクール、23回KOBE国際音楽コンクールなど多数入賞する。
2023年5月に開催された大阪国際室内楽コンクール2023弦楽四重奏部門第2位およびアンバサダー賞受賞。これまでに、ヴァイオリンを芦原充、室内楽を山田百子、中木健二、玉井 菜採、山崎伸子各氏に師事。ヴィオラを大槻桃子、大野かおる各氏に師事。2017年より、スーパーストリングスコーべに在籍。現在、反田恭平率いるJapan National Oechestra コアメンバー。アンサンブル天下統一アンサンブル・アカデミー2024受講。

山梨浩子(チェロ)
9歳からチェロを始める。北鎌倉女子学園高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部卒業。第18回日本演奏家コンクール弦楽部門奨励賞。第70回全日本学生音楽コンクールチェロ部門全国大会にて横浜市民賞を受賞。霧島国際音楽祭、スイス・チューリヒ国立芸術大学、いしかわミュージックアカデミー、ミュージック・アカデミーinみやざきなどのマスタークラスを受講。調布国際音楽祭、とやま室内楽フェスティバル、プロジェクトQ・第16章などに出演。チェロを相澤陽子、斎藤章一、毛利伯郎、室内楽を磯村和英、菊地知也、篠崎史紀、鈴木康浩、堤剛、練木繁夫、山崎伸子の各氏に師事。N響アカデミー、サントリーホール室内楽アカデミー、ウェールズ弦楽四重奏団アカデミー修了。桐朋学園大学嘱託演奏員。読売日本交響楽団チェロ奏者。アンサンブル天下統一アンサンブル・アカデミー2023、2024受講。

アンサンブル天下統一

徳川家康公生誕の地・愛知県岡崎市の「岡崎市シビックセンター コンサートホール コロネット」を拠点に活躍する、岡崎初のレジデント・アンサンブル。岡崎市出身で東京藝術大学音楽学部准教授の中木健二(チェロ)と、NHK交響楽団第1コンサートマスターの長原幸太(ヴァイオリン)、読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者の鈴木康浩(ヴィオラ)をメンバーに2013年結成。“岡崎発信で音楽の素晴らしさを天下に伝える”をモットーに掲げ、弦楽三重奏を核にゲスト奏者を迎えることで自在に編成を変えながら、室内楽の多彩で刺激に満ちた魅力を届けている。岡崎市シビックセンターでの年1回の定期公演のみならず、室内楽に特化したアカデミー実施など後進の育成にも精力的に取り組んでいる。さらに2022年度からは「岡崎発の新たな文化の創造」を目指して、毎年末にJ.S.バッハ「ゴルトベルク変奏曲」を演奏する企画を始動させた。これまでの活動が評価され、2023年度岡崎市教育功績者として表彰を受ける。

【中木健二(チェロ)】
愛知県岡崎市生まれ。3歳でチェロをはじめる。名古屋市立菊里高等学校、東京藝術大学を経て2003年渡仏。パリ国立高等音楽院、ベルン芸術大学の両校を首席で卒業。05年ルトスワフスキ国際チェロ・コンクール第1位受賞、08年第1回Note et Bien国際フランス音楽コンクールでグランプリならびにドビュッシー特別賞、ブーレーズ特別賞を受賞するなど、受賞多数。10年より14年までフランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団の首席奏者を務めると共に、リサイタル、オーケストラとの共演、音楽祭出演など幅広い演奏活動を行う。帰国後はソリストとして活躍するほか、室内楽にも情熱を注いでおり、アッカルド、ジュランナ、メネセス、チュマチェンコ、イヴァルディ、ル・サージュ等と共演。紀尾井ホール室内管弦楽団メンバー。東京藝術大学音楽学部准教授。第11回名古屋音楽ペンクラブ賞受賞。使用楽器はNPO法人イエロー・エンジェルより貸与されている1700年製ヨーゼフ・グァルネリ。Thomastik Infeld社契約アーティスト。

【長原幸太(ヴァイオリン)】
東京藝術大学附属音楽高等学校を卒業後、同大学を経てジュリアード音楽院に留学。1994年、第6回ヴィエニアフスキー国際ヴァイオリンコンクール17歳以下の部第3位。98年、第67回日本音楽コンクール最年少優勝。レウカディア賞、鷲見賞、黒柳賞を受賞。サイトウ・キネン・オーケストラに最年少参加。12歳で東京交響楽団と共演したのを皮切りに、日本各地の主要オーケストラ、名指揮者と共演。海外での活動も活発に行っており、2003年、英国の湖水地方で開催されている「夏の音楽祭」に招かれ、リサイタルや室内楽の演奏会で絶賛を博した。東京・春・音楽祭ではリッカルド・ムーティ指揮の特別オーケストラでコンサートマスターも務めムーティから信頼を得る。11年「第21回新日鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞」受賞。04年9月から06年3月まで大阪フィルハーモニー交響楽団首席客演コンサートマスター、06年4月から12年3月まで大阪フィルハーモニー交響楽団首席コンサートマスター、14年10月から24年9月まで読売日本交響楽団コンサートマスターを務める。25年4月、NHK交響楽団第1コンサートマスターに就任。

【鈴木康浩(ヴィオラ)】
5歳よりヴァイオリンを始め、桐朋女子高等学校音楽科(共学)を経て桐朋学園大学卒業。卒業後ヴィオラに転向。ヴァイオリンを辰巳明子氏、ヴィオラを岡田伸夫氏に師事。第9回クラシックコンクール全国大会ヴィオラ部門第2位(1位なし)。第12回宝塚ベガ音楽コンクール弦楽部門第1位ほか受賞多数。2001年からベルリンのカラヤン・アカデミーで研鑽を積んだ後、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の契約団員となる。04年に帰国。ソロ活動としてドイツではクラズィッシェ・フィルハーモニー・ボンのソリストとして、ドイツ7か所のホールで演奏をする。また、日本では各地でリサイタルを行うほか、ラ・フォル・ジュルネや読売日本交響楽団のソリストとして演奏、好評を博す。サイトウ・キネン・オーケストラ、宮崎国際音楽祭管弦楽団などで活躍しながら、アンサンブル天下統一、TOKI弦楽四重奏団、王子ホールのランチタイムコンサートなど、室内楽にも力をいれて活動をしている。桐朋学園大学、洗足学園音楽大学で講師を務め後進の指導にあたっている。読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者。

▼2020年8月3日開催 【ライブ配信】Stay Home Concert アンサンブル天下統一~岡崎から音楽を届けたい~

 

概要
日時 2025年5月25日 15:00開演 / 14:30開場
会場 岡崎市せきれいホール
出演 長原幸太(ヴァイオリン)
辻純佳(ヴァイオリン)
長田健志(ヴィオラ)
山梨浩子(チェロ)
プログラム コダーイ:2つのヴァイオリンとヴィオラのためのセレナード Op.12
コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 Op.7
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲 第12番 ヘ長調「アメリカ」Op.96
料金 【全席指定】
一般・ベーシック会員・・・一般3,500円、学生(25歳以下)2,000円
クラシック会員・・・一般3,150円、学生(25歳以下)1,800円
※未就学児の入場はご遠慮ください。
発売日 クラシック会員   2025年3月1日(土)9:00~
ベーシック会員  2025年3月8日(土)9:00~
一般/せきれいホール    2025年3月8日(土)12:00~
チケット取扱 ●岡崎市シビックセンター 窓口
インターネットチケット予約
電話予約 0564-72-5111(9時~20時まで)
※一般の方の電話予約は、3月9日(日)から(9時~20時まで)
●せきれいホール 窓口(8:30~17:00/休館日除く)
●チケットぴあ Pコード:295-761
※セブン-イレブン店舗でも購入できます。
その他 ※公演内容・曲目については、一部変更になる場合がございます。
※ご来場の際は、公共交通機関をご利用ください。
お問い合わせ 岡崎市シビックセンター
0564-72-5111

出演者のみなさんよりメッセージが届きました!

長原幸太さん(ヴァイオリン)
アンサンブル天下統一にとって「家」であるシビックセンターが改修工事で長い間使えない状況ですが、だからといって天下統一が岡崎に来ない理由にはなりません!シビックセンターは「家」ですが、我々にとって岡崎という街は家が建っている「敷地」なのです。シビックセンターの響きの中でサウンドを届けられない状況を悲観するのではなく、「敷地」内で今年しかできない企画を用意しました。

本シリーズでは3人が揃ってコンサートをするのではなく、各々がコンサートをプロデュースし、各メンバーが趣向を凝らしたプログラムを準備しています。私は、天下統一ではメンバーの編成上取り組めない名曲を披露します。
1曲はヴァイオリン2本とヴィオラという編成。中木さんがヴァイオリニストにならない限りできない曲ですね?もう1曲は、ヴァイオリンとチェロの二重奏。普段なら、鈴木さんにお休みしてもらわないといけません。最後は弦楽四重奏曲。私が分身を作って2人いないとできない編成です。鈴木さん、中木さんの企画もどのようなものになるか楽しみですね!3人に共通して言えることは、自分以外の奏者を私たちのアンサンブル・アカデミー出身者から選ぶ ! という点です。毎回のアカデミーでは、生徒たちも岡崎を好きになってそれぞれの勉強の場に帰っています。その生徒たちも、大好きな岡崎で成長した姿を披露するのを楽しみにしていると思います。

我々もシビックセンターとは違う、素敵なホールと出会えることを楽しみにしています。シビックセンターファンの方、せきれいホールファンの方、天下統一ファンの方、今から音楽ファンになる予定の方たちと5月にお会いできることを心待ちにしています。

辻純佳さん(ヴァイオリン)
コロネットで初めて開催されたアンサンブル・アカデミーに参加してから早5年。この度、素晴らしい音楽家の皆さまと共演させていただけることに深い感慨を覚えます。岡崎市出身の私にとってせきれいホールは、バイオリンを始めたばかりの頃発表会で舞台に立った思い出深い場所でもあります。このアカデミーをはじめ、これまで研鑽を重ねてきた演奏を地元の方々に聴いていただけるよう、感謝の気持ちを込めて演奏いたします。

長田健志さん(ヴィオラ)
coming soon!!

山梨浩子さん(チェロ)
アンサンブル・アカデミーで素晴らしい先生方と共演させていただく時間は宝物のようで、地元のお客さまも温かく、私にとって岡崎が“帰ってきたい場所“になりました。今回は、第1回の大切な会に出演させていただき光栄で、一人の音楽家として岡崎デビューするような心持ちです。音楽もお人柄も大好きな長原さん、同世代で交流のある大活躍のお二人との演奏、どんな“共鳴“になるのか今から楽しみです。ご来場をお待ちしております。

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