主催・共催イベント
終了しました
25年11月30日
日本最高のプレーヤーによる弦楽三重奏の頂点
4月にリリースされたCD収録作品を含む、弦楽三重奏の名作をお贈りします。
結成から13年の時を重ねて磨かれた音色の調和と響きが織りなす、弦楽三重奏の真髄をご堪能ください。
*室内楽シリーズ*
Vol.1 アンサンブル天下統一・長原幸太プロデュース 弦楽の共鳴
2025年5月25日(日)15:00開演 <終了>
Vol.2 アンサンブル天下統一・中木健二プロデュース チェロ・アンサンブル
2025年9月7日(日)15:00開演
Vol.3 鈴木康浩プロデュース公演(タイトル未定)
2026年6月21日(日)予定
徳川家康公生誕の地・愛知県岡崎市の「岡崎市シビックセンター コンサートホール コロネット」を拠点に活躍する、岡崎初のレジデント・アンサンブル。岡崎市出身で東京藝術大学音楽学部准教授の中木健二(チェロ)と、NHK交響楽団第1コンサートマスターの長原幸太(ヴァイオリン)、読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者の鈴木康浩(ヴィオラ)をメンバーに2013年結成。“岡崎発信で音楽の素晴らしさを天下に伝える”をモットーに掲げ、弦楽三重奏を核にゲスト奏者を迎えることで自在に編成を変えながら、室内楽の多彩で刺激に満ちた魅力を届けている。岡崎市シビックセンターでの年1回の定期公演のみならず、室内楽に特化したアカデミー実施など後進の育成にも精力的に取り組んでいる。さらに2022年度からは「岡崎発の新たな文化の創造」を目指して、毎年末にJ.S.バッハ「ゴルトベルク変奏曲」を演奏する企画を始動させた。これまでの活動が評価され、2023年度岡崎市教育功績者として表彰を受ける。
▼2020年8月3日開催 【ライブ配信】Stay Home Concert アンサンブル天下統一~岡崎から音楽を届けたい~
【中木健二(チェロ)】
愛知県岡崎市生まれ。3歳でチェロをはじめる。名古屋市立菊里高等学校、東京藝術大学を経て2003年渡仏。パリ国立高等音楽院、ベルン芸術大学の両校を首席で卒業。05年ルトスワフスキ国際チェロ・コンクール第1位受賞、08年第1回Note et Bien国際フランス音楽コンクールでグランプリならびにドビュッシー特別賞、ブーレーズ特別賞を受賞するなど、受賞多数。10年より14年までフランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団の首席奏者を務めると共に、リサイタル、オーケストラとの共演、音楽祭出演など幅広い演奏活動を行う。帰国後はソリストとして活躍するほか、室内楽にも情熱を注いでおり、アッカルド、ジュランナ、メネセス、チュマチェンコ、イヴァルディ、ル・サージュ等と共演。紀尾井ホール室内管弦楽団メンバー。東京藝術大学音楽学部准教授。第11回名古屋音楽ペンクラブ賞受賞。使用楽器はNPO法人イエロー・エンジェルより貸与されている1700年製ヨーゼフ・グァルネリ。Thomastik Infeld社契約アーティスト。
【長原幸太(ヴァイオリン)】
東京藝術大学附属音楽高等学校を卒業後、同大学を経てジュリアード音楽院に留学。1994年、第6回ヴィエニアフスキー国際ヴァイオリンコンクール17歳以下の部第3位。98年、第67回日本音楽コンクール最年少優勝。レウカディア賞、鷲見賞、黒柳賞を受賞。サイトウ・キネン・オーケストラに最年少参加。12歳で東京交響楽団と共演したのを皮切りに、日本各地の主要オーケストラ、名指揮者と共演。海外での活動も活発に行っており、2003年、英国の湖水地方で開催されている「夏の音楽祭」に招かれ、リサイタルや室内楽の演奏会で絶賛を博した。東京・春・音楽祭ではリッカルド・ムーティ指揮の特別オーケストラでコンサートマスターも務めムーティから信頼を得る。11年「第21回新日鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞」受賞。04年9月から06年3月まで大阪フィルハーモニー交響楽団首席客演コンサートマスター、06年4月から12年3月まで大阪フィルハーモニー交響楽団首席コンサートマスター、14年10月から24年9月まで読売日本交響楽団コンサートマスターを務める。25年4月、NHK交響楽団第1コンサートマスターに就任。
【鈴木康浩(ヴィオラ)】
5歳よりヴァイオリンを始め、桐朋女子高等学校音楽科(共学)を経て桐朋学園大学卒業。卒業後ヴィオラに転向。ヴァイオリンを辰巳明子氏、ヴィオラを岡田伸夫氏に師事。第9回クラシックコンクール全国大会ヴィオラ部門第2位(1位なし)。第12回宝塚ベガ音楽コンクール弦楽部門第1位ほか受賞多数。2001年からベルリンのカラヤン・アカデミーで研鑽を積んだ後、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の契約団員となる。04年に帰国。ソロ活動としてドイツではクラズィッシェ・フィルハーモニー・ボンのソリストとして、ドイツ7か所のホールで演奏をする。また、日本では各地でリサイタルを行うほか、ラ・フォル・ジュルネや読売日本交響楽団のソリストとして演奏、好評を博す。サイトウ・キネン・オーケストラ、宮崎国際音楽祭管弦楽団などで活躍しながら、アンサンブル天下統一、TOKI弦楽四重奏団、王子ホールのランチタイムコンサートなど、室内楽にも力をいれて活動をしている。桐朋学園大学、洗足学園音楽大学で講師を務め後進の指導にあたっている。読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者。
公演紹介
クラシック音楽専門通販ショップ「アリアCD」代表の松本大輔さんに公演プログラムの聴きどころをお聞きしました!
ドホナーニ・エルネー(1877年 – 1960年)、ヴェイネル・レオー(1885年 – 1960年)はともにハンガリー人の作曲家。20世紀前半に活躍した作曲家ですが、その作品はとてもロマンティックで気品があり、ブラームスや、ときにはベートーヴェンを思わせます。今回の2曲は普段あまり接する機会のない作品ですが、どちらも熱い感動を与えてくれるなかなかの傑作です。
ベートーヴェンの「セレナード」は、サロン向けの、かなり娯楽的要素の強い作品。発表後何度も再販され、多くの編曲バージョンも生まれ、ウィーンはもとより、ロンドンやパリでも大人気になったそうです。ベートーヴェンの若い時の作品ですが、ベートーヴェンはこのあとピアノ・ソナタ第8番「悲愴」や弦楽四重奏曲第1番など音楽史を塗り替える傑作を生みだしていくわけで、この「セレナード」は、青年ベートーヴェンの才能の息吹を感じさせる若々しい傑作なんです。知らないままで終わるのはもったいない、若きベートーヴェンの隠れた名品。一度は生演奏で聴いてみたいところです。
松本大輔
| 日時 | 2025年11月30日(日)15:00開演 14:30開場 終了しました |
|---|---|
| 会場 | 岡崎市せきれいホール |
| 出演 | アンサンブル天下統一 〔中木健二(チェロ)、長原幸太(ヴァイオリン)、鈴木康浩(ヴィオラ)〕 |
| プログラム | ドホナーニ:弦楽三重奏のためのセレナード ハ長調 Op.10 ヴェイネル:弦楽三重奏曲 ト短調 Op.6 ベートーヴェン:弦楽三重奏のためのセレナード ニ長調 Op.8 |
| 料金 | 【全席指定】 一般・ベーシック会員・・・一般3,500円、学生(25歳以下)2,000円 クラシック会員・・・一般3,150円、学生(25歳以下)1,800円 ※未就学児の入場はご遠慮ください。 |
| 発売日 | クラシック会員 2025年7月5日(土)9:00~ ベーシック会員 2025年7月12日(土)9:00~ 一般/せきれいホール 2025年7月12日(土)12:00~ |
| チケット取扱 | ●岡崎市シビックセンター 窓口 電話予約 0564-72-5111(9時~20時まで) ※一般の方の電話予約は、7月13日(日)から(9時~20時まで) ●せきれいホール 窓口(8:30~17:00/休館日除く) ●チケットぴあ Pコード:309-649 ※9月14日(日)10:00~発売 ※セブン-イレブン店舗でも購入できます。 |
| その他 | ※公演内容・曲目については、一部変更になる場合がございます。 ※開場時間より前にロビーにはお入りいただけません。 ※ご来場の際は、公共交通機関をご利用ください。 |
| 共催・協力 | |
| 主催 | |
| お問い合わせ | 岡崎市シビックセンター 0564-72-5111 |
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