名実ともに日本が世界に誇るトップ・ジャズ・ギタリスト。17歳で衝撃のアルバムデビュー。驚異天才ギタリスト出現と騒がれて以来、ジャズフィールドに留まらない「ギターの可能性」を探求し続今に至る。独自の<カズミサウンド>を創り出すことでも定評がある。‘79年、坂本龍一と結成した伝説のオールスターバンド<KYLYN(キリン)>を皮切りに、YMOのワールドツアーへの参加がKAZUMIの名を世界的なものにする。続く‘80年の記録的な大ヒットアルバム<トチカ>に代表されるジャズ・フュージョン界のアイコンとして名声を確立し、これまでに歴史に残る音楽家をはじめ、内外トップミュージシャンからのファーストコールとしてその共演数も群を抜く。2021年レコードデビュー50周年を迎え精力的に活動中。洗足学園音楽大学ジャズコース客員教授。
7歳までアムステルダムに在住。桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースで学ぶ。辰巳明子、ライナー・ホーネックの各氏に師事。第48回全日本学生音楽コンクール全国大会中学生の部第1位、第68回日本音楽コンクール第2位など受賞多数。
02年、『愛のあいさつ』でCDデビューを飾り、一躍楽壇の注目を集める。以来Avex Classicsより数々のCDをリリース。近年は渡辺香津美や小沢健二らの新作レコーディングに参加。国内の主要オーケストラや、世界各国のオーケストラとの共演を多数重ねている。「ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポン」「富士山河口湖音楽祭」をはじめ、国内の音楽祭に多数参加。
リサイタル活動の傍ら「キッズのためのはじめての音楽会」をプロデュース。自身のライフワークとして位置付け、長年に渡り全国各地で上演を続けている。クラシックのみならず、ジャズ、タンゴ、アイリッシュトラッドなど様々なユニットに参加。その瑞々しい演奏はジャンルの垣根を越えた魅力を放つ。また国内の気鋭の弦楽器奏者たちで構成された「奥村愛ストリングス」としても活発に活動。自然体なトークも好評を得ており、テレビやラジオ、広告への出演も多い。
桐朋学園芸術短期大学非常勤講師。使用楽器は1738年イタリア製のカミリア・カミリー。
日本が世界に誇るクラシカル・サクソフォン奏者。長きにわたり、坂本龍一、チック・コリア、ファジル・サイ、吉松隆など、名だたる作曲家への委嘱を継続。それらの中には既にレパートリーとして国際的に広まっている楽曲が多くあり、クラシカル・サクソフォンの領域への貢献は計り知れない。作曲家からの献呈作品も枚挙にいとまがない。N響、都響など国内オーケストラのみならず、BBCフィル、フィルハーモニア管など世界各国の著名オーケストラと共演。ウィーンのムジークフェラインをはじめ、海外30ヶ国以上で公演やマスタークラスを行う。東京藝術大学卒業。第51回日本音楽コンクール、第1回日本管打楽器コンクール最高位受賞。02年NHK連続テレビ小説「さくら」テーマ曲を演奏。89-10年まで東京佼成ウインドオーケストラ・コンサートマスター、07-20年までヤマハ吹奏楽団常任指揮者を務める。トルヴェール・クヮルテットのメンバー、東京藝大招聘教授、京都市立芸大客員教授。